遺品整理お役立ち情報

故人がキリスト教徒であっても遺品整理の気持ちは同じ

大切な人が亡くなっても悲しんでばかりいられない

家族が病気などである程度は死を覚悟してたとしても、大切な人が亡くなるというのは悲しいことです。
それが、交通事故や事件に巻き込まれ等して急に命を失ったりすると気が動転して何をしていいかわかりません。
そのような時でも、故人の冥福を祈り葬儀を執り行わなければいけないのは大変な事です。
そうやって、故人を無事に送り出したとしても、人が亡くなるとたくさんの手続きや届け出をしなくてはいけないのです。
比較的急がなくて良いもので、国民年金の遺族基礎年金請求や寡婦年金請求、死亡一時金請求や厚生年金の遺族厚生年金請求など身近な手続きがありますが、これらは2年から5年の間に手続きをすればよいのであわてる必要はありません。
しかし、死亡届と死体火葬許可申請書は一緒に手続きをし、年金受給停止、介護保険資格喪失届などは2週間以内には済ませなければいけません。
また、名義変更では土地、建物などの不動産、預貯金、株式、自動車、電話など多くあります。
これ以外にもまだまだあり、故人を送り出してホッとしている間もないほど、手続きや届け出をしなくてはいけないのです。
人がこの世からいなくなるというの実に大変な作業なのです。

遺品整理はいつから始める

急いでしなければいけない事務的な作業を済ませた後、次に悩むのが遺品の整理でしょう。
いつまでにしなくてはいけないという決まりはありませんが、いつまでもそのままにしておくのは落ち着かないことですし、故人の事を思うとなかなか作業にとりかかることができないものです。
大体の手続きが終わり、気持ちの整理がつき、気持ちが落ち着いてから始めるのが良いでしょう。
一般的には、四十九日の前後に片付ける方が多いです。
四十九日は親族が集まる法要ですから、形見分けをする場合がありそれまでにある程度の整理を済ませることが多いからです。
遺族の気持ちを大切に思うと時間がかかっても良いと思いのですが、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、賃貸契約の内容によって遺品を早く整理しなくてはいけない場合もあります。
また、遺品の中には相続に関係する物、現金や有価証券、貴金属、高価なジュエリーなど相続税がかかるようなものは早くしなければいけません。
相続税の申告が10か月以上かかると、加算税がかかる場合がありますから、相続に関する物は早めにしましょう。
遺族で相談できるように、形見分けや相続に関わりそうな遺品は四十九日までに整理したほうが、後でトラブルを回避でき、関係もこじれなくて済みます

遺品整理は故人を偲ぶものだけれども

いくら生前きちんと片づけをし、断捨離を行っていたとしても人が生活するために必要な物は大量にあります。
多くの場合、高齢者は物を大切にする世代です。
戦争で物がない時代を生きてこられたわけですから、いつか使うかもしれない、まだ使う事ができるなどのもったいない精神で物が捨てられないという人が多いのです。
ですから、整理をしているとつい懐かしいものが多くでてきて、故人との思い出に浸ってしまいます。
こんな物まで取っておいたのかと思うと、捨てるのが忍びなく思うものです。
ここは、覚悟を決めて処分しないと、大量にある遺品を片付けるのに時間ばかりが経ってしまいます。

処分に困る宗教関係の物

故人の思い出があるものを処分することは容易なことではありませんが、大切にしていたものの中に宗教に関係する物があります。
日本人の多くは仏教徒でありますから遺品の中には仏壇がある場合が多く、中には古い家等には神棚もあることもあります。
これらは大きいものが多く、毎日故人がご先祖に手を合わせ祈り、お世話してきたものですから、どのように扱えば良いか悩む物です。
住宅事情や核家族化などで、引き取ってお世話をする事ができないという遺族も多いです。
その場合は、購入した仏具店に相談するとよいです。
仏壇は完成すると開眼法要という魂入れが行われているので、閉眼法要または閉眼供養といって仏壇から仏の魂を抜く法要を行う必要があります。
きちんとする事で故人の供養にもなります。
また、仏教も宗派によって考え方は異なるので仏壇・仏具に関する対処は確認しましょう。
神棚は近くの神社や氏子であれば関係する神社に相談し、お焚きあげをお願いするのが良いでしょう。

故人がキリスト教徒であったならば

しかし、故人がキリスト教徒であったならばどう対処すればよいのか悩んでしまいます。
日本ではそう多くないと思われていますが、キリスト教徒は世界全体で見るとその割合は非常に高く、世界の三大宗教の一つなのです。
最近では日本でも、ミッション系の大学や高校が多くあるので身近な存在になってきました。
馴染みのない宗教関係の物はどう扱えば良いか迷ってしまいます。

宗教が違うと人の死の受け取り方も違う

仏教とは違い、人が亡くなったあとの考え方は人が死んだら、肉体は土に帰るとし、日本ほど形見という感覚は強くはないようです。
日本では、故人が愛着を持ち日頃大切にしていた物をお棺に入れることをよくしますし、価値の無い物でも形見分けとして譲ることは多くあります。
しかし、あまり欧米では、そのような事をする習慣はないようです。
形見分は一般に仏教が広く信仰されているアジア圏で多くされている慣習なのです。
しかし、価値のある貴重品で時計や貴金属、ジュエリー、アンティーク、絵画などは、親から子へと子孫に譲り渡す伝統はあり、その品物から故人を偲ぶという思いは当然ありますが、日本の感覚とは少し違うのです。
プロテスタントとカトリックと違いはありますが、一般的に教会が中心となって牧師と遺族か相談し葬儀を執り行います。
いくら葬儀は教会が中心となって行いますが、遺品の整理については、教会が行うという事はありません。
故人が熱心な信者で協会との関係が良好な時は、信者の人が、手伝ってくれる場合もあります。
信者は相互扶助の精神からボランティアのような形で遺品の整理をしてくれるようです。

宗教に関係する道具にも考え方は違う

仏教や神道では仏壇や神棚には魂が宿ると考えられてきました。
ですから、処分をする前には魂を抜く法要を行う考えがあります。
寺や神社から頂いたお守りやお札は頂いた寺社に返納します。
しかし、教会ではそのような考え方ではありません。
教会に関係する物は聖品または聖具といい、イエス・キリストや聖母マリアの像・絵画、十字架、ロザリオ、聖人や聖女が彫られたメダルのようなものなどがあります。
寺社では魂が宿るもの、それ自体に神が宿る御神体と考えられるのですが、教会では聖品・聖具はお祈りをするための道具と考えられているのでそれらに神様が宿っているとはしていないのです。
ですから、破損した時、使わなくなった時は、そのまま廃棄してもかまわないとしています。
寺社の考えではお焚き上げをしますが、不用になった聖品を教会に不用になった聖品・聖具を持って行き処分してもらうという考えもも規則もないので、寺社とは違うため間違わないようにしなければいけません。
できれば、故人と親しくしていた教会の関係者がいれば、その方に譲ることが良い方法です。

仏教では許されてもキリスト教では冒涜という場合も

気をつけたい事は仏壇や仏具を処分するときに、仏壇や仏像、仏具のなかには、美術品として価値が高かったり、使われている材料が効果で価値がある場合や、海外ではコレクションとして扱われるなどがあります。
例えばおリンは金製品や銀製品である場合もあり、数珠も水晶や翡翠などの高価な宝石を使用しているものもあります。
ですから、処分してしまう前に考えた方が良い場合もあります。

仏壇や仏具、仏像を売買するという事に抵抗を感じる人もいますが、仏教美術としての美術品売買の市場はしっかりとあるのです。
旧家や代々古い家ならば美術品として価値がある場合もあるので、専門家に査定をしてもらうことも大切です。
その場合も魂抜きは忘れずに寺にしてもらいます。
しかし、聖品・聖具は気を付けなければいけません。
その処分の仕方が聖品売買という、神を最も冒涜する行為になるかもしれないからです。
処分しなければならない場合は、各自治体にゴミ出しルールに従い普通ゴミとして処分することはできます。
しかし、その場合でも他の人が用いることができないように陶器は粉々に壊し、燃えるものは燃やし、または土に埋めても良いものは埋めるなどにしなければいけません。
他の人へ譲る場合も注意しなければいけません。
教会が、祝別した聖品を他人に譲る時、代わりに金品を受け取ることを禁じています。
お礼をこめて金品を渡したつもりでも、聖品売買に当たるのです。

遺族だけの遺品整理には無理がある

形見分けの物や相続に関係する現金や有価証券、貴金属などの整理はすぐに出来ても、それ以外の遺品整理にはかなりの時間と労力がかかります。
故人が生きていた証の品々です。
他人にとってはただの物であっても、その一つ一つに故人の大切な思い出が詰まっています。
それらを思い起こしながら作業をしていくのは精神的にもきつい作業です。
また、思い出ばかりに浸ってばかりはいられません。
引っ越しで経験するとわかると思いますが、人が生活に必要な物は相当な量なのです。
家具や家電などの重いもの、衣類や布団、食器、本、雑誌など山のようにあります。
それらを、故人が住んでいる地域のゴミ出しルールにそって処理しなくてはいけません。
粗大ごみの手配もしなくてはいけません。
ゴミを出すのにも収集日の確認をしなければいけません。
ゴミの分別、収集日に合わせての作業配分と日程の調整など仕事や遠方に住んでいる場合は不可能に近いです。
また、遺族が高齢者や女性、病人ならばまず無理でしょう。
けれど、そのままにすることはできません。
ゴミ屋敷となり近隣住民に迷惑をかける事態になるからです。

遺品整理は時間と労力、費用のバランスを考えて

遺品整理をするには遺族ができる時間と労力、費用のバランスを考える必要があります。
ある程度の費用がかかったとしても、無理をして遺族が体を壊してしまっては大変です。
四十九日の法要で遺族が集まった時にいつ頃までに終わらせるか、人では確保できるか、時間を取る事ができるか、費用はどのくらいまで出す事が出来るかなどを話し合い、自分たちでは出来ない分は業者を利用する事も検討する事が大切です。

現在では遺品整理業者に依頼することは普通の事

近年は、高齢化社会や核家族化、独居老人の数も非常に多くなり親戚づきあいも希薄となってきています。
このような事から、孤独死などもあり、とても遺族で遺品を整理し清掃まではできないという場合もあります。
子供がいたとしても遠方にいて葬儀などはできても遺品の整理までは手が回らないという悩みも多いです。
昔のように、遺族で片付けるというのが当たり前という時代ではなくなりました。
そのため遺品を整理する業者も多くなってきているのです。
今では、遺品の整理を依頼する事が一般的になりつつありますから、業者に依頼する事に後ろめたさを持たない時代です。
無理をせずに業者に依頼することも検討してください。

遺品業者から相見積を取って検討

最近では多くの遺品を整理する業者があります。
でも、どこの業者に依頼すればよいか迷うところです。
業者を利用するにあたって気になる事は作業料金の事でしょう。
サービスの内容も、費用も業者によって様々です。
その場合は相見積を取る良いです。
今はどの業者もインターネットのホームページでサービス内容や作業内容、今までの実績、費用など見ることができます。
その中からいくつかの業者を選び、無料見積でサービス内容と費用を比べると良いです。
見積もりの際にはできるだけ詳しく自分達の要望を説明し、費用に反映させるようにします。
後でこのサービスは別料金と言われないためにも詳しく説明することが必要です。
見積もりに来た社員の対応でも会社の姿勢が分かります。
こちらの要望に対して相談に乗ってくれれば作業も丁寧なはずです。

後悔しないためのポイント

業者を選ぶ時にはいくつかのポイントがあります。
たくさんの不用品の中にはまだ使えるものなど、再販可能な物も多くあるものです。
それらを処分してしまうのはもったいないものです。
業者の中には不用品買取サービスをしている会社もあるので、そのようなサービスをしている会社を選びましょう。
買い取ってくれた金額分が費用を抑えられることになるからです。
また、単に部屋を片付けるというのではなく、遺品を片付けてもらうので、作業スタッフに遺品整理士がいれば安心です。
遺品整理士は遺族への配慮だけでなく、法規制の順守、専門的な知識や技術をもっているので安心です。

出来れば立ち合いたい遺品整理

いくら遺品の整理のプロだとしても、処分する判断は難しいものがあります。
後で、これは処分してほしくなかったと思ってもどうしようもありません。
いくら、作業前に打ち合わせをしていたとしても、遺族もどこに何があるのか全部把握しているわけではないので、可能ならば作業時には立ち合うように調整すると、後悔することが少ないでしょう。

故人を尊重し、遺族の気持ちを楽にする遺品整理を目指します

遺品を整理する時には故人を汚すことがないように、作業をしなければいけません。
自分の身内のつもりで、常に遺族に寄り添うつもりでいないと満足いく結果が得られません。
遺品整理がきちんとできれば、故人の供養だけでなく遺族も気持ちを新たにし、生活を送ることができます。
そのお手伝いになるような仕事を心がけたいものです。

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