ランキングを参考に大阪の遺品整理会社を選びましょう

遺品はゴミではありません

今から10年ほど前、遺品整理を請け負っている会社は、大阪でも街の便利屋などがほとんどでした。
その頃の遺品整理は、依頼主から依頼があると、不用な遺品をすべてゴミとして処分するだけでした。
細かく分別するわけでも、供養するわけでもなく、ただゴミとして回収していただけです。
捨てられたくない貴重な品がある場合は、依頼主が事前に取り置きしておかなければなりませんでした。
今でもゴミとして扱う会社がないわけではありませんが、遺品整理を専門とする遺品整理会社がいくつも登場したことで状況はかなり変わってきています。
何より、遺品をゴミとして扱う業者が減り、ご遺族の心を大切にした整理に変わってきたことが大きな違いでしょう。

遺品整理で必要なこと

現在では、業者が行う遺品整理のサービス内容もかなり多種多様になっています。
遺品の分別・処理がメインの作業内容であることに変わりはありませんが、他にも豊富なサービスを提供するようになってきました。
貴重品や形見分けの品だけでなく、その他の遺品もかなり細かく分別されます。
リサイクル品、買取品、寄付など、不用品と思われた遺品でも、さまざまな方法で活用されるようになったのも大きな違いでしょう。
これまで不用品としてただ投げ捨てられることに心を痛めていたご遺族も、遺品が何かの助けになると感じることができれば少しは心安らかに遺品とお別れすることができるのではないでしょうか。
他にも、家電・家具の引き取り、自動車・オートバイの廃車手続き、さらにはリフォームや形見の全国配送まで行っている業者まであります。
さらに、生前整理や生前予約など多種多彩なサービスが登場しています。

ご遺族の負担を軽減するために

たとえ長く患ってから亡くなられたとしても、ご遺族にとって大切な方の死はいつでも突然なことです。
もしかしたら回復してくれるのではという淡い期待を持ちながら、このまま長生きしてもらいたいと願っていたご遺族もいらっしゃるでしょう。
突然のことで何をすればいいのかわからないまま、通夜や葬儀・告別式を終え、ほっとしたのもつかの間で遺品の整理をしなければならないこともあります。
持ち家ならばまだ余裕があることもあるでしょうが、賃貸物件にお住まいの方やご遺族が遠く離れて暮らされている場合はゆっくり整理する余裕がないこともあります。
ご遺族が感じられる精神的・肉体的な負担を軽減するために、遺品整理会社はあるのです。
費用はそれなりにかかりますが、ご遺族がご自分で遺品整理をされることを思えば、十分に満足していただけるサービスを提供している業者がほとんどです。

さまざまな事情を抱えた依頼者

遺品はご遺族の意志に従って処分されることが原則ですが、その通りにできない場合もあります。
核家族化や生涯独身率の上昇もあり、天涯孤独のままお亡くなりになるケースも少なくありません。
また、ご家族や親類縁者がいるにもかかわらず、疎遠であることを理由に遺品整理を放棄される方が多いのも事実です。
そのため、最近では、賃貸物件のオーナーや管理会社、行政が遺品整理サービスを利用することも少なくありません。
人には言えないさまざまな理由があるにしろ、遺された遺品がぞんざいに扱われるのは悲しいものです。
たとえ誰から依頼されたとして、遺品として丁寧に扱うことに変わりはありません。
賃貸物件で孤独死された場合、賃貸物件のオーナーはかなり大きなダメージを負います。
その場合でも遺品整理会社が十分力になることができますので、遺品整理でお悩みならどうぞお気軽にご相談ください。

やや乱立気味の現状

遺品整理サービスが注目を集めるようになり、参入のしやすさも手伝ってやや乱立気味の様相を呈しています。
大阪でも全国と変わらぬ乱立気味の様相で、なかには実態はないのに遺品整理を請け負っている業者まで出てきている状態です。
立派なホームページを持ち、依頼を請け負っては丸投げするところまであります。
ホームページを見ただけでは、それが本当のことか判断することが難しいこともあります。
このような場合は、第三者の意見を確認するのが一番でしょう。
そこで、大阪でも、遺品整理を依頼する前にランキングを確認する方が増えています。
ランキングを確認することで、客観的な目で評価の高い業者を見つけることができるからでしょう。

料金プラン

もっとも気になるポイントは料金プランでしょう。
料金プランを比較する場合は、ワンルームならワンルーム、3LDKなら3LDKで比較するのが基本です。
同じワンルームであってもそれぞれ料金プランは違います。
たとえば、3LDKなら作業員は何名来てくれるのか、使用する車両は軽トラックか2トントラックなのか必ずチェックしましょう。
その上で、料金をチェックすれば、公平な目で比較することができるはずです。
もちろん、料金だけで比較するのはあまり良い方法とは言えません。
料金だけにとらわれず、他のポイントもチェックしましょう。

サービス内容

もしかしたら、サービス内容は、料金プランよりも重要なポイントになります。
料金が格安であったとしても、求めるサービスを提供していなかったとしたらガッカリされるのではないでしょうか。
同じ料金であっても、サービス内容が異なることがあります。
サービス内容をしっかり吟味して選ぶことをおすすめします。
遺品整理の他にどのようなサービスがあるのかチェックしてみましょう。
ゴミ屋敷化しているのならゴミ屋敷片づけが、孤独死された場合は特殊清掃や消臭作業が必要です。
少しでも料金を抑えたい方は、不用品の買取を行っているかどうかを確認しましょう。
遺品の供養をされたい場合は、遺品供養やお焚き上げ、僧侶の紹介などがあるかどうか確認する必要があります。
形見分け代行やハウスクリーニングなどもあると便利です。

設立年

設立年は、意外と重要なポイントです。
異業種から参入している会社なら、遺品整理サービスを始めてからの期間を確認することをおすすめします。
なぜ設立年が重要かといえば、遺品整理にはそれなりのノウハウと実績が必要だからです。
遺品整理は、不用品の回収と同じではありません。
同じような作業をしているように見えて、じっくり見ると違う手順で作業を行っていることがわかります。
設立が間もない会社の場合、当の事業者であってもそれがわかっていない場合もあります。
1つ1つの現場を踏み、トラブルを解決することで実力をつけることができます。
もちろん、設立から間もない業者がすべてダメというわけではありません。
しかし、営業を重ねることで得られることができる経験やノウハウは少なくありません。
安心して依頼されたいのであれば、設立年に少しだけ注目してみましょう。

利用者の口コミ

同じ立場である利用者の口コミほど、心にインパクトを与えるものはありません。
スマホの普及により、最近ではどのようなサービスを利用する時でもまず利用者の口コミを確認する方が増えています。
すべてのサービスを自分で利用することはできないわけですから、すでに利用した方がどのような感想を持ったかはとても気になるポイントに違いありません。
それは遺品整理サービスでも同じことでしょう。
同じ状況の利用者を見つければ、何とはなしに親近感を感じることもあります。
しかし、似たような状況にあったとしても、それぞれの状況はまったく同じわけではありません。
利用者の口コミはとても参考になりますが、1つの意見として参考程度にとどめておくことをおすすめします。

保有している免許・許可

遺品整理会社と呼ばれているいわゆる遺品整理代行業を行うには、必要となる免許と許可があります。
もし、業務を行う上で必要な免許・許可を保有していなかったとしたら、どのようにサービスが良い業者であっても違法業者ということになります。
また、業者の中には、知識不足から必要な免許・許可を得てないケースもないわけではありません。
大切な遺品を取り扱う業者を選ぶわけですから、些細なことだと目をつぶるのではなく、必要な免許・許可を得ているかどうか確認してみてください。
もし、知識不足から免許・許可を得ていないとしたら、それは遺品整理の作業にもあらわれるものです。
大したことではないとスルーできることではありません。

最終的に信用できるのは自分の目

どれほど丁寧に紹介されたランキングであったとしても、それは他人の評価を集めたものでしかありません。
誰が評価するかによって、評価の内容がずいぶん変わってくることもあります。
納得できる業者を選ぶためには、他人の評価だけに頼らず自分の目で確かめることをおすすめします。

無料見積もり

弊社では、無料で見積もりを行っております。
弊社に限らず、無料見積りを行っている遺品整理会社は少なくありません。
それは、遺品整理の現場が一様ではないからです。
それぞれに特有の問題や要望があることが多く、部屋の広さと遺品の量だけでは正確な費用を出すことができません。
そのため、事前に見積もりを行うことをアピールポイントにしている業者もあるほどです。
無料見積もりを利用すれば、無料で必要になるトータルの費用を知ることができるだけでなく、ランキングに書かれていたことが本当かどうか確かめることもできます。

スタッフの対応力

見積もりで費用の総額を確認するだけでなく、スタッフの対応力もチェックしてください。
利用者には、他の方にはない特別な事情やニーズがあることもあります。
事前に知ることができなかった情報は、スタッフに疑問をぶつけることで知ることができます。
スタッフがどのように対応するかによって、その業者が利用者のことを大切にしているかどうかを推し量ることも可能です。
よくスタッフ1人1人が会社の顔であるといいますが、それは遺品整理であっても同じです。
利用者の要望は、どんなに些細なことでも疎かにできるものではありません。
どれほど真摯に対応してくれるか、見積もりのを行っている間に利用者ご自身で査定されてはいかがでしょうか。

誠意をもって取り組む覚悟

ますます遺品整理の需要が高まることが予想されている今、これからもこの遺品整理業界に参入する業者は多くなってくるでしょう。
遺品の整理は、故人様のためにできる最後の供養にもなるはずです。
そう考えれば、業者選びも故人様への供養の1つかもしれません。
ネット上に溢れる宣伝文句などに迷わされず、それぞれの利用者にとって最適な業者を見つけられることを祈ります。
弊社は、利用者のみなさまに選ばれる業者になれるようこれからも努めてまいります。
こんなことを知りたいなど軽いご相談でもよろしいので、お気軽にお問い合わせください。