遺品整理の料金が気になる方は大阪市にある当社と共に終活をどうぞ

残された品々

この世に生きて、毎日の暮らしを送っていた方が亡くなれば、当然のことながら、その方が使っておられた品々は不用な物になります。
中には金銭的価値があり、遺族の方々がそれぞれ引き取られる物もあるでしょう。
これを一般的に形見分けと呼んでいますが、相対的に見てたくさんの形見分けをする品を持っているという方は少ないといえます。
家族やごく親しい親族で分ければ、すぐに終わってしまう程度の形見分けで済む人が、圧倒的に多いのではないでしょうか。
そうなると、亡くなられた方が使っておられた品の大半は、処分しなければなりません。
その数は、よほど普段から持ち物を少なくしておられない限り、一人分と言えどもかなり多くの数に上ります。
そして、不用品を処分する作業は、まず持ち物をいる物といらない物とに分ける作業が必要であり、これがけっこう時間がかかります。
また、処分するにしても昨今、個人情報の保護の観点から言って、名前や住所、電話番号などがわかる物は、そのまま捨てるわけにはいきません。
洋服に付いているネーム類は取り外す必要がありますし、紙類などに印刷された部分は取り除くか、まとめてシュレッダーにかけるといった作業が必要です。
これらを残されたご遺族でされる場合、一緒にお住まいであった配偶者やお子様、あるいは嫁がれた娘さんや別に世帯をお持ちの息子さんということになります。
誰が行うにしても、時間と手間のかかること、それが遺品整理だと言えます。

終活のススメ

当社は不用品回収業務を行う傍ら、その技術を生かして遺品整理にも携わってまいりました。
遺品を整理するのは、不用品を片付けるのとはまた違ったむずかしさがあります。
先に述べた個人情報への対処は、不用品にも起こりうることですが、なんといっても遺品はあらかたの物が不用品になることから、いらない物を処分する不用品回収とは数が違います。
また、亡くなられた方が持っておられた品物ということで、一度処分してしまうと、再び取り返すことができないという点も考慮する必要があります。
不用品回収でも、一度処分してしまえば取り戻すことは不可能ですが、生きている限り、また違う物を買うことができます。
亡くなられた方の遺品はそういうわけにはいきませんので、十分すぎるほど考えながら、捨てるか残すかの選択をしないといけないわけです。
配偶者や子供たちに、自分が亡き後にそのような苦労をかけたくないという思いを持たれる方は、最近、とみに増えています。
これは、自分自身が親の遺品整理に携わった経験を持つ方に、顕著にみられる傾向ます。
片付ける作業が大変だったからこそ、自分が亡くなった時にはそうならないようにしておきたいとお考えになるのだと思われます。
そんな配偶者や子に迷惑をかけないために行っておく、持ち物の整理を含めた身辺整理を、終活と呼んでいます。
終わりを迎えるための活動という意味ですが、この活動では、自分で遺影を用意したり、棺の中で着る洋服を前もって準備しておくなど、これまでなら残された家族が行うことを自ら行うのが特徴です。
確かに自分で用意すれば、気に入った写真をいつまでも見ていてもらえますし、旅立つにあたって白装束ではなく、お気に入りの服で逝くことができます。
何より、持ち物を自分で整理できるところが、終活のメリットです。
中には、配偶者や子供といえども見られたくない、自分だけの秘密の品もあるでしょうから、ある程度の年齢になったら処分を考えるというのが、終わりを迎える前にやるべき事になりました。
当社ではこの活動を、遺品整理と同様、品物を処分するという面でサポートいたします。

気になる費用

持ち物を処分するとなると、今の時代、お金がかかります。
普通ごみに出すにしてもごみ袋に料金が必要ですし、粗大ごみの場合は大きさによって回収費用が変わってきます。
さらに、粗大ごみだと収集してくれる場所まで持って行かなくてはなりませんので、それができるかどうかが、処分できるかどうかにダイレクトにつながってきます。
一つ一つを処分していくとなると、小さな物も集まれば大きなごみ袋が何枚も必要になりますし、粗大ごみであればもっと多くのお金が必要になります。
当社は、大阪市内のほぼ全域に不用品回収に伺いますが、前もってどのくらいの料金になるかを見積もっていただいてから、ご依頼いただけます。
まずは見積りを取っていただくことになりますが、その際、お宅をご訪問し、回収希望の品を見せていただきます。
その中に、まだ使える家電製品や、価値のある家具などがあれば、買取を行いますので、料金面で非常にお得になります。
買取ができた分の品にお支払いする金額を、不用品回収処分に必要な費用から差し引いて計算いたしますので、すべてが処分する物になる場合と比べ、安くなる可能性が発生するわけです。
できるだけ持ち物を減らしておきたいという気持ちから行う活動ですので、当社にご依頼いただく場合には、思い切って処分されるのがよろしいかと存じます。
そうすれば、買取ができる価値のあるものを含む不用品回収ということになりますので、買取金額と回収金額とが相殺され、経済的負担が軽減されることになります。

なぜ身辺整理が必要なのか

当社には遺品整理業務を行う専門のスタッフがおりますので、亡くなられたあとで片付けてほしいというご要望を頂戴することが多くあります。
ということは、亡くなった後でも対応ができることを、なぜ、あえて生きている間に行うのかという疑問がわいてくる方もいらっしゃるでしょう。
その答えは人によって千差万別で、ある方の理由は配偶者や子供に迷惑を掛けたくないという、整理経験者ゆえの思いやりです。
また、自分の物はできるだけ自分で片付けて、配偶者や子供と言えども、好きに触って欲しくないというこだわりをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
確かに、いる、いらないの判断をご自分以上に的確にできる人はいませんので、ご自身で整理されておくのが一番です。
そうした考え方から、終活の名において、持ち物を整理する人が増えてきたと考えられます。
当社におきましては、終わりを迎えるための持ち物の整理をするなかで、処分に困るものや、どのように処分したらいいのかがわからないものに関して、アドバイスをしたり、代わりに処分作業を代行するといったことでお手伝いさせていただきます。
特に重い物の搬出や、想い出のある大事な品物の処分のために、神社でお焚き上げをしていただくといったことは、人手もツテもない方にはむずかしいことです。
自分のこの世での暮らしの終わりを考えながら行う作業が、少しでも快適に進むよう、お手伝いさせていただくのが当社の仕事です。

終わりを迎えるための準備は当社とのご相談で

遺品として残った品々を整理してくれる家族に対し、もしかすると故人はどこかで見ているのかもしれませんが、口を出すことはできません。
もし、どこかで見ることができているとしたら、もどかしい思いをしたり、腹立たしいこともあるかもしれません。
見られるかどうかは定かではないとしても、自分でやれたらそれが一番良いのは確かです。
また、料金のことを考えると、今のうちに自分で払っておける分は払っておこうという気にもなるでしょう。
残すお金の額はどうであれ、自分の物を処分するのに、先に費用を払ってやっておけば、遺族は助かります。
終活においては、家電製品などすべてのものを処分してしまうわけにはいきませんので、家電製品から買取額が発生する可能性は低いでしょう。
ただ、ブランド品や貴金属をお持ちの場合は、これらを処分することで買取料が発生します。
これらは遺産相続でもめる原因になりがちですので、ご自身の判断で先に、家族に知られずに処分してしまうのもおススメです。
自分が不用だと考えるのであれば、その考えに基づき、処分することができるからです。
この品は誰に残すということを明確にしながら残していく一方で、残す対象外の物は買取あるいは不用品で引き取ってもらうことにすれば、持ち物がどんどん片付いていきます。
いらない物がなくなると同時に、残した物に関しては、自分亡き後、どうしたいかということも定まってくるわけです。
亡くなったとき、ご遺族が遺品を整理しようとした時には、何をどうすべきか整然と指示されていれば、それが理想の人生の終わり方なのではないかと当社スタッフも考えます。
その整然とした持ち物の整理のお手伝いのために、当社とそのスタッフができることはたくさんあると自負しております。
ぜひ、ご相談ください。